こんにちは!ぽん子です。
このブログでは大手企業で働く30代一般職が
仕事・お金のこと・勉強など「大企業ではたらく一般職のリアル」について綴っています。
前回は一般職ってこんな働き方だよというのをお伝えしましたが
今回は大手メーカー一般職のリアルなお給料事情についてお伝えしていきます
【公開】これが大手メーカー 一般職の年収だ!
プロフィールにも書いているように
私は日系メーカー、いわゆる大企業と言われている企業の一般職です
ちなみに定義はこんな感じだそう↓
- 大企業:大企業は中小企業よりも大きく、多くの資本金を持ち、多くの社員を雇用している会社のこと
(法律では”大企業”という定義はなく中小企業の定義のみ明記されています) - 大手企業:規模が大きいだけでなく、特定の業界内で知名度やシェアが上位の企業のこと
大企業って具体的にどれくらいかと言うと、TOPIX100構成銘柄のひとつです TOPIX(東証株価指数)
(ざっくり言うと、日本に住んでいたら確実に知ってる大きいメーカー!って認識で大丈夫です)
さて、このブログを見てくださっているということは
新卒として大企業の一般職で働きたい、視野に入れている、
もしくは中途で一般職を選択するかちょっとでも悩んでいる方だと思います
となると、気になるのは
大手企業(メーカー)の一般職ってどれくらいもらってるんだろう?
この部分かと思います
年収って職種選択においてかなり大事なポイントですが
一般職の情報って本当に少ないですよね
かくいう私は、周りに一般職を受ける友人も少なく
まあそんなにもらえず昇給も見込めないんだろうなーくらいに思いながら入社しました笑
職種・業種選びをする際に参考になればいいなということで公開してみます!
ふわっとさせている箇所もあるのですが、まあこんな感じということでご了承ください!
公開!入社1年目の年収
年収:215万(以下全て額面です。手取りではありません。)
…すくな!!!
こう思われたことと思います笑
ちなみにこれは源泉徴収票記載の”1-12月の間に得た年収”なので、新入社員は1-3月の給与がない分少なく表示されています
年度として換算したら280万程度でしょうか
メーカー 一般職1年目。こんな感じです。
うん、心細い収入。
正直1年目は実家から通えるならそうした方がいいです
(寮は昭和から引きずったままの暗黙の了解で一般職は入れないことがほとんどだと思います)
補足情報
- 初任給は18.5万/月 程度
- 初年度のボーナスは満額支給ではありません
(2年目に比べて30万ほど少ない)
残業も当時はあまりなかったのでかっつかつですね~
入社2年目の年収
年収:355万
2年目でやっと現実的な数字になりました
補足情報
- 基本給は19万程度
- 残業は20~30時間
- ボーナスは計90万ほど
入社3, 4年目の年収
年収:約375万
3、4年目はあまり変わりがなかったです!
残業も20時間内/月で収まっていました
補足
- 基本給は19.5万程度
- ボーナスは計100万程度
入社5年目の年収
年収:435万
職位がひとつ上がり基本給が数万増えたのと、
忙しめの部署に異動して20~40時間/月残業するようになりまして
ここで400万を超えてきました
補足
- ボーナスは変わらず計100万程度
- 入社5年目で職位が上がり基本給が21万ちょっとに
入社8年目の年収
年収:450万
基本給がじわじわ上がってくるのと
ボーナスに加点があったりで少しずつ上がってきています
補足情報
- ボーナスは計120万程度
- 基本給が5年目時点に比べて1万程度増えている
- 残業は変わらず平均30時間/月程度
- コロナ禍以降、リモート勤務が主流になりほぼ在宅ワークだったため通勤費は含まれていない
【最新】産休に入る前年度
年収:480万強
(8年目以降ゆるやかに増加して大体この額前後に。あえて入社何年目かは隠しています)
産休直前期で残業は若干減った状態、ボーナスは変わらずです
補足情報
- ボーナスは若干増える(会社の業績+査定の加点あり)
- 基本給が8年目に比べ2万程度増えている
- 残業は平均20時間/月と減る
- 通勤費は含まれていない
労働時間や仕事の評価によって年収は大きく変わる
これまでの情報で筆者ぽん子の入社後約10年間の年収推移は分かったけど、
・これって多いの?
・残業時間や仕事の評価でどれくらい年収が変わってくるの?
という疑問が湧いてくると思います
まず、同じ会社の一般職、年次同じであれば多い方です
異動してからは基本忙しい部署でがっつり働いていたので
残業代で稼いでいるところが大きいです
それと、庶務で配属されているより
業務的に評価してもらいやすいので査定も加点がつきやすかったです
ちなみにもう一度お伝えします
日系メーカー(機械系です)としては超大手です
それでもやっぱりメーカー一般職がもらえるお給料って10年目でやっと500万に届くかなってとこです
配属部署は運次第
部署によっては残業量や業務もだいぶ違うため、お給料や査定に少なからず影響します
ちなみに残業がほぼない部署にいる同期とは年収に50万ほどの開きがあります…!
人によって
なんて希望があると思いますが
大企業、しかも一般職はどこに配属されるかは運の要素が大きいです!
総合職はまだ配属面談等で希望を聞いてもらえる確率が高いですが
一般職は採用・配属面接でアピールしない限り
配属先の希望は考慮されにくいと思った方がよいです
帰国子女で英語に強いから、〇〇の資格を持っているから、△△学部出身だから
という理由で配属先が決定されることの方が多いです
国公立・早慶上智・MARCH・関関同立あたりの出身者は、庶務や秘書ではなく比較的がっつり働く部署に配属される確率が高かったです。(総合職と似たような業務を担当するためコスパは悪いですが、総合職への職種転換や昇格には有利になります)
都内で一人暮らしをしたい人には一般職は向かない
地方なら可能ですが、都内で一人暮らししながら一般職として働くのは
生活がカツカツになるのでオススメしません(商社除く)
一般職は会社の寮には原則入居させてもらえないことが多いです
一般職女性は実家から通える範囲の人を採用する という昔からの名残で
何らか特別な事情がない限りは寮に入る選択肢はないと思ってください
新卒で大手の一般職を狙える人であれば、大手の子会社総合職も射程圏内なはずですので
都内でどうしても一人暮らしをしたいんだ!という場合は
総合職(出来るだけ住宅手当てや寮に入れる会社)を目指すことをおすすめします
お給料は少ない代わりに子育て中に一般職の強みが発揮される
ここまでお読みいただいて、一般職ってお給料少なくて微妙と思われたでしょうか?
実際、総合職と比較するとお給料は6割程度と正直少ないです
ただし一般職が真価を発揮するのは育休からの復職後です
総合職も当然時短制度は使えますし、利用している先輩もいます
でも時短の労働時間内で業務が収まりきらず
なんて方が実は多いです
ただ仕事が好きというのもあるかもしれませんが、
年齢的にちょうど昇進がかかっているタイミングだったり
堂々と時短で上がるというのが何となくはばかられる雰囲気があるんですよね
その点一般職は時短制度をしっかり使えて、気持ちに余裕を持って子育てと両立しやすく感じます
妊娠前までは忙しかったですが、
現在は閑職に追いやられたという訳でもなくやりがいを持ってちょうどよく働けています
私の場合は生活スタイルや性格的に大手企業の一般職で働くという選択が合っていました
【まとめ】メーカー 一般職の年収を知ったうえで職種選択に迷っているなら、自己分析をして向いている職種を知ろう
ここまでで大手企業(メーカー)一般職のリアルなお給料事情をお読みいただきましたが、
いかがでしたでしょうか?
年収は新卒入社1年目の200万台から
少しずつ上がって勤続約10年で480万になっています
お給料が少ない代わりにゆとりを持って働けるのが一般職のメリットであり、
そのメリットを最大限に発揮できるのは子育て中です
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ここまで一般職のよさをお伝えしてきましたが
総合職・一般職どっちがよいということはありません
結婚はしなくてもいいかも!
趣味を楽しんだりやりたいことたくさんあるしお金を稼ぎたい!
バリバリ働いて昇格もしてみたい!
という方は総合職が向いていますし、
いずれ結婚もして子育てもしてみたいけど(すでにしているけど)
時間と気持ちに余裕を持って仕事と両立したい!
もしくは本職として大企業に所属し、安定も手に入れつつ副業する余裕がほしい!
という場合は一般職はおすすめです
職種選択をする際は
この3点をよく考えてみてくださいね
ピンとこない場合は「自分の嫌だと思うこと」から消去法で決めていくのもよいでしょう
ここまでお読みいただきありがとうございました!
では!
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